ポケモン竜王戦2020予選使用構築 カバルドン+イベルタル展開 最終3位 レート1882

 こんにちは。ナインです。

 

 今回ポケモン竜王戦2020予選で最終3位という成績を取ることができたため使用構築の記事を書かせていただきたいと思います。

 

 本戦の戦績は34勝4敗で、構築的に厳しい相手や急所負け以外では負けることがなかったので、結構完成度の高い構築に仕上がったのではないかと思っています。

 

<並び>

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<構築経緯> 

 

 まず伝説枠を前回の竜王戦でも使用したイベルタルを採用することに決めた。

 イベルタルの強い使い方を考えたところザシアンやムゲンダイナなど、対面では不利を取るがダイジェットを詰めれば有利を取れるポケモンが多かったため、カバルドンで対面操作をして有利対面を作ってから先にダイジェットを積んで制圧していく動きが強いと考えた。

 

 一般ポケモンイベルタルのパワーでゴリ押せると考えていたため、他のポケモンは相手の伝説ポケモンへの対策を考えて補完を組んでいくことにした。

 

カバルドンイベルタルの二匹で重めな伝説の対策として

ムゲンダイナ対策→ウツロイド

ザシアン対策→スカーフエースバーン

ゼルネアス、白バドレックス対策→チョッキメタグロス

をそれぞれ採用

最後にイベルタルで不利を取るバンギラスに強く、カバルドンとの相性も良い砂かきウオノラゴンを採用した。

 

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イベルタル@命の珠 特性:ダークオーラ

臆病 201-136(4)-115-183(252)-118-166(252)

悪の波動

デスウイング

熱風

不意打ち

 

伝説枠にして本構築の軸

型はダイマックス時の性能が一番高い命の珠型で採用

ダイマックスするとダークオーラの補正も相まって凄まじい火力が出る

カバルドン展開との相性が良く、ステロを撒いてダイジェットを積んでしまえば止められるポケモンは殆ど存在しなかった

今回も頑張ってくれた最強で最高の相棒

またあの舞台に連れて行ってあげたかった…

 

 

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カバルドン@オボンのみ 特性:砂起こし

腕白 212(228)-132-181(212)-*-101(68)-67

地震

ステルスロック

欠伸

吹き飛ばし

 

HB:オボン込みで特化ザシアンのきょじゅうざん2耐え

HD:補正なしサンダーの珠ダイジェット最高乱数以外耐え。

 

殆どの試合で選出したクッション兼展開要因

イベルタルで重い電気の一貫を切りながら欠伸ステロ展開をしていく

配分はザシアン意識でHBに寄せているが、ザシアンにカバルドンをあと投げする機会が一回もなかったため構築的に重めなラプラスイベルタル意識でHDベースの配分にした方が良かったかもしれない

 

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ウツロイド@パワフルハーブ 特性:ビーストブースト

臆病 185(4)-*-77(76)-169(172)-152(4)-170(252)

メテオビーム

パワージェム

アシッドボム

身代わり

 

ビーストブーストでSが上がる調整

余りB

 

ムゲンダイナ対策として採用

コスモパワーを積まれても勝てるようにアシッドボムを採用している

普通のメテオビームウツロイドとしても使うことができるため汎用性を落とさずにムゲンダイナの対策ができるのが非常に強力

このポケモンのおかげでムゲンダイナ+テッカグヤのような並びにはeasywinできることが多かった

ただ、環境が進むにつれてムゲンダイナがダイマックス砲を使うことが増えてきたので安易にウツロイドを後投げせずに、カバルドンと対面させて型を見てから投げるようにしていた

 

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ウオノラゴン@拘り鉢巻 特性:砂かき

陽気 165-142(252)-121(4)-*-100-139(252)

エラがみ

逆鱗

ロックブラスト

寝言

 

イベルタルで重いバンギラス絡みへの崩しと初手にカバルドンを置いた時の水技への引き先として採用

砂かきが本当に警戒されなかった為、ザシアンや黒バドレックスで上から殴ることでウオノラゴン見る選出をされることが多く、これらのポケモンに上からエラがみを入れることでeasywinをすることができた。

また相手の構築にウオノラゴンやカイオーガがいても初手にカバルドンを置くことができる為選出パターンを増やすことができてとても便利だった。

 

発想はs12のいろはさんの構築記事から頂きました。滅茶苦茶強かったです。

参考:http://irohapoke15.hatenablog.com/entry/2020/12/05/221553

 

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メタグロス@突撃チョッキ 特性:クリアボディ

意地っ張り 187(252)-205(252)-150-*-110(4)-90 

バレットパンチ

アイアンヘッド

冷凍パンチ

アームハンマー

 

 ゼルネアスと白バドレックス対策として採用。

その他にも構築で重めのレヒレラプラスの相手もしてもらっていた。

このポケモンダイマックスを切ることでこれらのポケモンダイマックスを止めることができるため比較的安定して処理することができた。

 

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エースバーン@拘りスカーフ 特性:リベロ ※巨大個体

意地っ張り 155-184(252)-95-*-96(4)-171(252)

火炎ボール

飛び膝蹴り

捨て身タックル

とんぼ返り

 

ザシアンを上から縛ることができることを評価して採用

このポケモンがいることでザシアンに剣の舞を積まれてしまっても上から縛ることができるため安定して倒すことができた。

カバルドンイベルタルで荒らした後のスイーパーとしても優秀だった。

 

 

 

<基本選出> 

カバルドンイベルタル+ウオノラゴンorエースバーン

初手カバルドンのステロ欠伸展開からイベルタルダイマックスからのエースバーンで詰め

ウオノラゴンで荒らした後イベルタルダイマックスすることもある

 

ラプラスorレヒレ+ザシアン

メタグロスカバルドン+エースバーン

ラプラスやレヒレメタグロスで倒してエースバーンの一貫を作っていく

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

今回の結果は3位となり、本選出場権を得ることができなかった為、僕のポケモン竜王戦2020はこれで終わりとなりました。

あと一歩手が届かなかったことが本当に悔しいです。

次の竜王戦はいつになるのかわかりませんが、また機会があったら挑戦したいですね。(その頃僕は一体何歳なんだろう?)

 

何か質問等ありましたらコメントか@nine_pokeまでお願いします

 

 <戦績>

TN:ニア    34勝4敗 レート1882 最終3位

 

スペシャルサンクス

構築相談に乗ってくれたぼんこふさん、大統領

予選当日に個体を貸してくれたうぇぶりおさん、椛さん

応援してくれた通話窓のみんな

 

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